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一泊二日で充実した倉敷行き「大原美術館」と将棋の「大山名人記念館」を訪ねて

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義母の生まれ故郷の倉敷へ

私の義母、すなわちワイフの母親の生まれ故郷の倉敷を久しぶりに訪問しました。

新横浜から岡山経由で倉敷に行くルートだが、JRのジパング会員でもあり、急ぐ旅でもないので、今回は「のぞみ号」ではなく、「ひかり号」を利用。
因みに東京と岡山を、乗り換えなしの直行で結ぶひかり号は、一時間に一本出ています。
新大阪から岡山までは各駅止まりで時間が掛かるが、新横浜から岡山までの全部を合わせても「のぞみ号」と比べ、50分ほどの違いであり、ジパングの3割割引が適用されるので、のぞみ号の割引より更に片道2千円余り、往復にすると4千円強ほど安くなり、年金生活者にとっては随分助かります。(笑)

ジパングの割引は「のぞみ」利用の場合、乗車券だけ3割引きで特急券には適用されません
「ひかり」なら乗車券・特急券とも3割引きとお得です

JRジパング倶楽部のお得な夫婦会員制が令和6年4月から変わるよ!
検討中の方は急いで手続きを!
それと入会できる年齢が、同じく4月から男女とも満65歳からになります
詳しいことは下の公式ブログを

https://www.jr-odekake.net/cjw/otonavi/zipangu/

新横浜駅を8時21分発の岡山行き「ひかり号」に乗車。
12時02分に岡山駅に到着して在来線に乗り換え、12時35分には早くも倉敷駅へ。
以外と退屈せず、速くつきました(笑)

大原美術館を訪ねて

江戸時代の倉敷は幕府直轄の天領であり、また第二次世界大戦でも京都などと共に空襲に遭わなかった都市で、蔵屋敷界隈は勿論のこと、全体として独特の落ち着いた雰囲気の町並みです。

倉敷駅前のビジネスホテル・「東横イン」にチェックインし、フロントで荷物を預けて、これまで倉敷に何度も訪れていながら訪問できなかった、大原美術館に足を向けました。
ホテルから出て商店街を徒歩で行き、眼に止まった品々を眺めながらぶらぶらと、1㎞弱の道を約30分かけて美術館に到着。

美術館の入口では、上の写真のロダンの作品「カレーの市民」が出迎えてくれました。
2千円の入場券を買って、ローマの神殿を思わせる建築物の本館に入る。

素晴らしい美術品群の中から、ひときわ有名な作品を紹介しますと
モネ 「睡蓮」
モネは一連の睡蓮の画で有名だが、大原美術館に展示されている「睡蓮」は、その中でも特にモネ自身がお気に入りの作品とのことである。
エル・グレコ 「受胎告知」
聖母マリアがキリストを身ごもったことを天使から告げられるシーンで、名作中の名作である。
エル・グレコは本名ではなく、ギリシャ・クレタ島の出身である彼を、グレコは一時住んでいたイタリアでギリシャ人の意味、エルは彼が後年、画家として活動したスペイン語の冠詞である。

他にも、マティス 「マティス嬢の肖像」
    ゴーギャン 「かぐわし大地」
    ドガ    「三人の踊り子」
    セザンヌ  「風景」「水浴」

そして、ムンク・ピカソ・ミレー・ピサロ・ルノワール・ルソー・ロートレック・モディリアーニ・フェルメール・藤田嗣治などなど、一度は美術書・新聞雑誌などで鑑賞した覚えのある作品が、ところ狭しと展示されています。

本館のあとは、隣接の東洋館をめぐり、棟方志功の作品集、中国・唐代中心の陶器類などを見学し、二時間余りの滞在の後、美術館をあとにしました。

将棋の「大山名人記念館」にも足を延ばし

美術館の在る蔵屋敷周辺から1kmほど南に向かって歩いたところに、倉敷で生まれ育った将棋の永世名人の大山康晴記念館があり、ホテルで貰った地図を頼りに訪問しました。

「下手の横好き」と言うことわざがあるが、筆者はまさにその通りで、昔から将棋が大好きです。
と言っても、なかなか機会がなく、たまに息子に頼んで指してもらう程度ですが、藤井壮太君の棋譜など手に入れては、その妙手に「なるほど」と感じ入っているしだい。(笑)

記念館は特に入館料も要らず、簡素な建物ですが、名人の使われた将棋盤・駒、記念の品々・写真類などが陳列されていました。
将棋の好きな方には、倉敷に行かれる機会があれば、是非お薦めしたい訪問先です。

アクセス方法・展示の内容など詳しい情報は
下の記念館のブログをクリックしてください!

https://arsk.jp/oyama/

一泊二日でも充実した倉敷行きでした

明くる日の朝はホテルをチェックアウト後、荷物を🧳フロントに預け、久しぶりに倉敷美術館から歩いて5~6分の所に在る、義父母の眠るお墓のある菩提寺に。

墓参のあとシャッターを切ったのが下の風景です。
写真の中ほどに、黄土色の屋根瓦の大原廷と美術館が見えます。

画面中央に黄金色の大原家の瓦と左隣に美術館

わずか一泊二日の倉敷への旅でしたが、念願の大原美術館の訪問、そして大山康晴記念館の訪問もかない、短いながらとても充実した旅でした。

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